すし文化講座寿司道のSatomiです。
ごく稀に、「ワサビ抜きは頼んでいいのか」と質問を受けます。
皆さんは、サビ抜きについてどう思いますか。
今回は、ワサビの歴史を紹介したいと思います。
ワサビの歴史
寿司の薬味として使われだしたのは、江戸時代後期に握り寿司が流行してからと言われています。
江戸時代の書物「守貞漫稿」によると、マグロの刺身と小肌にのみわさびを挟んでいたという情報もあります。
ワサビの役割
わさびをネタと飯の間に塗るのは、接着剤にするとともに、その殺菌、消臭作用を逃さずに利用するという日本人の知恵だとも言われています。
粉わさびの方が、すしに合うとか、味が引き締まるから、粉ワサビを使うという情報もありました。
マナー違反?
食べられないものを事前に伝えることは、マナー違反だと思いますか?
食べられないものを残す方が、日本ではタブーなのではないでしょうか。
わさびを食べると頭が痛くなるという方にあったこともあります。
寿司屋は、特別視されがちですが、他のレストランと同じです。
「寿司屋だから」という考えではなく、「日本でのマナーとしてどうか」を考えれば問題ないことばかり。
食べられない場合は、サビ抜きで頼めば良いと思います。
Youtube
参考:『お寿司丸ごと図鑑』 (福地享子 監修)
まとめ
寿司屋でのマナーに振り回されるのではなく、日本のマナーとしてどうかを考えて物事を判断してみてくださいね。
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