東京のすし屋の娘でもある、江戸前寿司伝道師Satomiです。
皆さんは、カウンターのあるお寿司屋さんへ行きますか?
寿司屋というと、やはり「通」だと思われたいと思う方がいるようです。
そこで、今回は「通」だと思われたい方必見!「通」ぶるよりも大切な事2024を紹介したいと思います。
寿司店が「通」だと思うネタ一位「小肌」
寿司屋名店100軒に聞いた最初に注文されると「この人ツウだな」と思う寿司ネタ一位に選ばれたこともある「小肌」。
小肌は、お店によって、締め方で大きく味の変わるものだからなどと言われています。
歴史を辿ると、屋台で売られていた江戸時代から、「小肌を食わなければ江戸っ子じゃない。通じゃない」などと言われていたようです。
しかし、通ぶりたいからといって小肌を頼んだところで、寿司屋側は「通だね~!」など思わないかと思います。
寿司屋の常連さんは、レストランの中の1つとして来るので、通ぶろうとはせず、普通に食事をし、その場を楽しんでいます。中には、小肌を頼まない人もいるでしょう。
それよりも、「寿司屋に行かないだろうな」と思う人の方が目立ちます。
それは、通常、寿司屋にはない注文をする人です。
寿司屋に行かないと思われる「ネタ」
サーモン
「通の逆」だと思うネタ一位で、サーモンが選ばれていましたが、カウンターのある寿司屋でサーモンを売る店が増え、以前よりは少しずつ薄れてきてはいるのではないかと思います。
とはいえ、子供の頃から寿司屋にきている子を見ていると、サーモンを好んで食べる子はあまり見ない気がします。
炙りもの
売っているお店もあるのかもわかりませんが、寿司屋のえんがわはヒラメのえんがわで、回転寿司はカレイのえんがわだと言われています。カレイのえんがわは多くとれますが、ヒラメのえんがわはそんなにないので、定番メニューにはしにくいものでしょう。
「江戸前寿司」とは何か?歴史を遡り、寿司ネタ1つ1つを学ぶと、寿司屋に売っているネタ、そうでないネタの基準にできるでしょう。
寿司屋の娘が「通だと思われたいのかな?」と思う人
小さい頃からいろいろなお客さんを見てきて「通だと思われたいのかな?」と思う方は、うんちくを述べたがる気がします。
私は職人ではないのですが、小さい頃から見ているので、寿司屋側の知識などは自然と身についているものもあるかと思います。
だから、うんちくを述べられても、当たり前のことなのでなんとも思いませんが、私よりも職人さんの方が精通しているので、もっと思うことはあるかもしれません。
一番大切なこと
自分の好みに合わせようと、店側に求めるばかりの人も見ることがありますが、通だと思われることよりも、周りに迷惑をかけないなどの一般的なマナーや、食事のマナーを守りつつ、自分なりに楽しむことが何よりも大切だと思います。
Youtube
まとめ
周りに迷惑をかけない、自分になりの楽しみ方が見つかれば良いですね!
すし文化を学び、自分なりのすしの楽しみ方を実践していただく寿司付き講座をご用意しています。
江戸前寿司を気軽に楽しめるようになりたい方は「寿司道」がお薦め。
カッコよくエスコートできるようになりたい方は「プリン酢コース」をお薦め。
<一押し>ライバルに差をつけたい方は「玉本芸人コース」がお薦め。
握り寿司、巻き寿司、ちらし寿司、刺身に詳しくなり、より楽しめるようになりたい方は「ガリウッドコース」がお薦めです。
各コース、リンク先から、ご予約いただけます。
カルチャーセンター、大学、企業研修等の出張講座も承ります。お気軽にご相談ください。
「下町とすし」どちらも学びたい方は、オンラインをお勧めします!
LINE公式にお友達登録していただけた方には、友達追加特典「すしの食べ方のマナーとは?」をプレゼント中!
この記事へのコメントはありません。