東京のすし屋の娘でもある、江戸前寿司伝道師Satomiです。
皆さんは、春と秋どちらのカツオが好きですか。
江戸の人は目の色を変えて食べたとも言われています。
今回は、カツオのお話です。
カツオとは
カツオは回遊魚で、春、日本の南部・鹿児島から北上をはじめます。
漁は九州南部3月頃に始まり、本州中部に5月頃、三陸北部に8~9月頃、北海道南部あたりまで進み、そこからまた南下します。
4~5月に一度目の漁のピーク「初鰹」シーズン、8~9月に三陸沖で漁獲される「戻り鰹」の時期で、二度「旬」がある魚です。
江戸の人が夢中になった「カツオ」
江戸の人が目の色を変えてまで食べたと言われるのが、この「カツオ」。
カツオの刺身に夢中になったそうです。
江戸時代には、「初鰹は女房を質に入れても食え」ということわざがあるくらいです。
江戸に入荷した初鰹の行き先
「初鰹」はまず、将軍家に献上して、その残りが市中に出回ります。
天明年間(1681-89)の値段は、1匹3両(24万円)もしました。それでも食べたいという金持ちが大勢いたから、見栄っ張りの江戸っ子は自分の収入も顧みず無理をして買ったとも言われています。
Youtube
参考:江戸グルメ(山田順子)
寿司屋の親父のひとり言 (深川 すし 三ツ木店主 三ツ木新吉)
まとめ
江戸っ子も夢中になった「カツオ」。食べたことのない人も、今年は挑戦してみてはいかがでしょうか。
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