こんにちは!海外帰りの寿司屋の娘、Satomiです!
寿司を通して日本文化を楽しく学び、日本の良さを活かしてグローバルに活躍するヒントをお届けしています!
日本が誇る江戸前寿司。近年、この寿司文化が少しずつ変化しているのをご存じですか?
昔ながらの「おまかせ」スタイルから、「コース料理」スタイルへと移行しているお店が増えています。今回は、この2つのスタイルの違いや、変化の背景について掘り下げてみましょう。
おまかせスタイルとは?
「おまかせ」とは、その名の通りお客様が寿司職人に全てを任せて楽しむスタイル。寿司屋のカウンター席に座り、職人が旬のネタを握り、お客様のペースや好みに合わせて提供します。
このスタイルの魅力は、自由さと臨場感。職人との対話を楽しみながら、その時々で食べたい寿司を追加注文することもできます。また、お客様ごとの好みに応じて握りをアレンジする柔軟性が、江戸前寿司の真髄とも言えるでしょう。
コーススタイルとは?
一方、最近主流になりつつあるのが「コース料理」スタイル。あらかじめ決まった順番でおつまみや握り寿司が提供される形式です。
このスタイルでは、10種類程度の前菜やおつまみがまず提供され、その後に10–15貫の握り寿司が続きます。決まったタイムラインで食事が進行します。
コーススタイルの利点は、時間管理のしやすさや、初めて寿司を食べる方への分かりやすさです。特に海外からの観光客にとっては、この形式が馴染みやすく、寿司文化の一部として受け入れられているのでしょう。
変化の背景にあるもの
この「おまかせ」から「コース」への変化にはいくつかの要因があります。
- 観光客への対応
日本を訪れる外国人観光客が増加する中で、寿司屋も文化の違いに配慮しています。コース料理は、西洋料理の形式に近いため、初めての寿司体験でも安心感を与えます。 - 時間管理の効率化
コーススタイルでは、提供する順番が決まっているため、職人が時間を効率的に使えるだけでなく、他のお客様との兼ね合いも取りやすくなります。 - 職人の負担軽減
「おまかせ」では、お客様のリクエストやペースに合わせて一貫ずつ握る必要がありますが、コーススタイルではあらかじめプランが決まっているため、職人の負担が軽減される面もあります。
日本人と自由度の関係
とはいえ、日本人にとって「おまかせ」の自由度は寿司文化の重要な要素です。自分のペースで、好きなネタを好きな順番で楽しむというスタイルには、独自の魅力があります。
「おまかせ」の柔軟性が薄れ、どの店でも画一的なコースが提供されるようになると、寿司文化の多様性が損なわれる可能性もあります。伝統的な寿司屋では、今も「おまかせ」スタイルを大切にしているところが多く、これが寿司文化の豊かさを支えていると言えるかもしれません。
未来の寿司文化を考える
寿司文化が進化していく中で、伝統と革新のバランスを取ることが重要です。
観光客に合わせたコース料理が増える一方で、「おまかせ」の柔軟性を維持する店も必要です。どちらのスタイルも、それぞれの魅力があります。これからも、寿司文化の多様性が守られ、多くの人が寿司の楽しさを感じられるようになることを願っています。
あなたは「おまかせ」と「コース」、どちらがお好みですか?コメントでぜひ教えてください!
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まとめ
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寿司を通して、もっと日本を好きになれる時間を共有できることを楽しみにしています!
それでは、また次回🍣🐆
参照:
『 』 早川光 著
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