東京のすし屋の娘でもある、江戸前寿司伝道師Satomiです。
皆さんが「すし」と聞いて思い浮かべる「すし」はなんですか?
「握り寿司」を思い浮かべる方が多いかも知れませんが、日本には数多くの「すし」が存在します。
今回は、福井県の「すし」をいくつか紹介したいと思います。
福井県とは
福井県は本州の中部に位置し、日本海に面しています。県内の海岸沿いには、東尋坊をはじめとする海食崖が点在しています。勝山市には、有名な恐竜博物館があります。坂井市には、1576 年に築城された丸岡城が残っています。一乗谷朝倉氏遺跡資料館では、一部復元された 16 世紀の城下町を見学できます。また、杉林に囲まれた曹洞宗禅寺の永平寺も見どころです。
焼きサバずし
福井県は古くから知られるサバの産地。いたみやすいサバを、浜で焼き保存する方法がありました。そして2000年、三国町で焼きサバを使ったすしが誕生し、特産品となっています。
我が国の郷土料理
さばずしは、我が国の郷土料理の代表の一つで、『料理山海郷』(1749)や、『鮓飯秘伝抄』(1802)にも出てきます。
このサバずしは若狭地方の正月料理であり、尾頭のついた立派なサバの姿ずし。
若狭サバずしに使うサバはへシコと呼ばれる。へシコとは糠漬けの魚のことで、この地方ではサバの他、イワシ・アジ・ふぐなども使う。へコシサバは、3-5月に獲り、約1週間の塩漬けの後、糠床に漬けておく。これを12月ごろ塩抜きをし、ご飯と糀を抱かせて、桶の中で約半月から一ヶ月間、発酵させる。姿ずしの他に、同じサバでも近海産のサバを使った「サバの押しずし」もあります。
半身を使ったサバの押しずしで、若狭海峡(小浜ー京都)の名物になっています。サバずしは多少の違いはあるが、各地に見られ、富山・石川・愛知・岐阜などでも有名です。
Youtube
参考:Google 福井県
『みんなの寿司ワールド』(小川洋利)
『すしから見る日本 日本全国さまざまなすし』(川澄健 監修)
『現代すし学』 (大川智彦 著)
まとめ
その土地ならではの環境と昔の人の知恵からできた「すし」が日本はたくさんありますね。
ラインで友達登録していただけると、友達限定情報などを送っております♬
すし文化を学び、自分なりのすしの楽しみ方を実践していただく「寿司屋の娘と楽しむカウンター寿司」のすし付き講座はいかがですか?
江戸前寿司を気軽に楽しめるようになりたい方は「寿司道」がお薦め。
カッコよくエスコートできるようになりたい方は「プリン酢コース」をお薦め。
ライバルに差をつけたい方は「玉本芸人コース」がお薦め。
握り寿司、巻き寿司、ちらし寿司、刺身に詳しくなり、より楽しめるようになりたい方は「ガリウッドコース」がお薦めです。
各コース、リンク先から、ご予約いただけます。
カルチャーセンター、大学、企業研修等の出張講座も承ります。お気軽にご相談ください。
皆様にお会いできることを楽しみにしております♬
この記事へのコメントはありません。