東京のすし屋の娘でもある、江戸前寿司伝道師Satomiです。
皆さんの好きな魚はなんですか?
マグロ、ふぐ、コハダ、穴子など…
私の周りには、マグロやカツオ好きな人が多い気がします。
しかし、昔はちょっと違ったようです。
今回は、武士が食べなかった魚についてお話ししたいと思います。
庶民も好まなかった?
コノシロ、ふぐ、マグロは武士が食べなかったと言われています。
しかし、庶民は美味い魚で喜んで食べたという説があります。
コノシロはなぜ食べられなかった?
コノシロを食べなかった理由は、「この城を食う」に通じるから。また、切腹を命じられた武士に最後に出されたことから「腹切り魚」と言われ、妬み嫌われたという説もあります。
ふぐはなぜ食べられなかった?
フグは毒を持っているため、処理の仕方を間違えると中毒となって死にます。いざというときに戦場に出て死ぬべきものとされていたので、フグ毒に当たって死ぬなど、不名誉なことはないので、用心して食べなかったと言われています。
マグロはなぜ食べられなかった?
マグロは「シビ」とも言いますが、「死日」に通じるとして嫌われていたと言われています。
慶長19年(1614)刊『慶長見聞録』にも「しびと呼ぶ声のひびき、死日と聞こえて不吉なり」と書かれています。
Youtube
参考:江戸っ子が好んだ日々の和食 中江克己
まとめ
現在では高級で人気のある魚でも、武士の間ではよく思われてなったようですね。
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