東京のすし屋の娘でもある、江戸前寿司伝道師Satomiです。

皆さんは、外食時にどのような振る舞いをしていますか。

・お客様は神様だから何をしても許される

・周りに迷惑をかけないように気を付ける

・何度も店員さんを呼ばないように気を付ける

など、色々な方がいるのではないでしょうか。

今回は、以前聞いたすし屋でのマナーとして言われている「職人さんに負担をかけないように過ごす」ことについてお話ししたいと思います。

カウンターのお客様と職人さん

カウンターには、お好みで注文をするお客様が座るかと思いますが、職人さんがカウンターにいる全てのお客様を対応しているお店や数名職人さんがいて、1組に職人さん1人が対応するお店もあるかもしれません。

カウンター席のある飲食店

すし屋のカウンターとは利用方法が異なるかもしれませんが、居酒屋にもラーメン屋さんや喫茶店もカウンター席がありますよね。

すし屋はもちろん、居酒屋やラーメン屋さんも食事を作りながらお客様の注文を受ける場合もあるかと思います。また、喫茶店もカウンター内でコーヒーを入れている店員さんもいますよね。

すし職人だけに配慮が必要?

一人の板前さんが複数のお客さんを相手に寿司を握っているから、配慮が必要で、注文するときは、板前さんが忙しくしていなさそうなタイミングを見計い、一度に2、3貫の注文をしないといけないのか?確かに忙しい時にずっと話しかけられたり、何度も「すみませーん」と声をかけられると忙しい時には困ることがわかるのではないでしょうか。しかし、それは職人さんにだけだと思いますか

ホールスタッフへの対応

職人さんはすしを作り、他に飲み物などを出すスタッフさんもいるのではないでしょうか。職人だけでなく、スタッフを何度を呼び、注文することも気をつける必要があるし、一つ注文して、またすぐに呼び、また一つ注文するなど、注文し忘れたら、注文したものが届いたら、その時に注文するなど、職人だけではなくスタッフさんも全ての人に配慮するべきなのではないでしょうか。

すし屋だけではない

すし屋には妙なしきたりがあると思われ、「すし屋でのマナー」などと言われていますが、すし屋だけのマナーではなく、どのお店でも配慮したいことばかり言われている気がします。どこへ行っても、周りに迷惑をかけず、お店側もお客様も良い関係を築けるように、まずは「自分が店員だったら、こうされたら嫌だな」と考えながら行動することが大切ではないでしょうか。

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まとめ

「すし屋だから」ではなく、どのお店でも気をつけたいことですね。例え自分がお客さんだとしてもスタッフも人間です。せっかく食事をいただくなら、両者ともに満足のいく関係でいたいですよね。

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