東京のすし屋の娘でもある、江戸前寿司伝道師Satomiです。
「すしの食べ方のマナー」と言われて、Aさんは、方法1をマナーと言っているけど、Bさんは、方法1をマナー違反と言っていることってよくありますよね。
では、何が正しくて、何が間違っているのか?
マナーであるのに、なぜ違う方法が紹介されているのかを考えていきたいと思います。
昔から言われている唯一の握りすしの食べ方
昔から言い伝えられている唯一の握りすしの食べ方で、どの寿司職人も共通して言うことは、酢飯ではなく、ネタに醤油をつけるということです。
これは、江戸時代にさかにぼります。
当時のすしは、屋台で売られていました。気軽に食べられるファーストフードとして誕生しています。赤い丸の丼ぶりは、つけ醤油で、お客様は共同で醤油をつけていました。このことからもわかるように、醤油は、ネタにつけていたことでしょう。
そもそも、職人さんは、美味しく食べられる方法を教えてくれてるだけです。でも、どの職人さんも「自分がおいしいと思う食べ方で食べてください」と言います。
では、なぜ寿司屋には「食べ方のマナー」と言われるものがあるのかというと、第一次世界大戦後の大戦景気が関係しています。
まとめ
もし食べ方をうるさくいう職人さんがいたら、それはマナーではなく、お店のこだわりと考えるのが良いかもしれませんね。
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参考:江戸時代のすし
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